週刊ポスト2017年11月3日号「最近、勃ちが悪くなった」というのは壮年男性共通の悩み。
「ED(勃起障害)かもしれない」と薄々気がつきながらも、「ED薬をどうやって買ったらいいかわからない」「恥ずかしい」という人はまだまだ多いようだ。
またジェネリック薬や、錠剤ではない新タイプのED薬が次々と登場している。

改めて他人には聞きにくいED薬の選び方・買い方をおさらいしよう。

現在、日本で認可されているED治療薬は「バイアグラ」、「レビトラ」「シアリス」の3種類だ。
いずれも血管を拡張して血流を改善し、ペニスを勃起しやすくする仕組みだ。

この3種にはそれぞれ「個性」がある。
持続時間ならシアリスに軍配が上がる。 バイアグラの持続時間は約5時間、レビトラは約8時間だが、シアリスは約30時間以上効果が継続する。
ED治療に定評があるクリニック院長がいう。

「シアリスは効果が長く続くことから、長期の旅行などで性交のタイミングがいつになるか分からないときなどに向いています。 一方、即効性に長けているのはレビトラ。 シアリスは3時間前、バイアグラは1~2時間前に服用しておく必要がありますが、レビトラは飲んで10~30分程度で効き目が実感できます。」

いずれも食後の服用は薬効を低下させる。 またアルコールとの併用も勧められない。

世界初のED薬であるバイアグラにもメリットがある。 後発医薬品やニセモノも多く、安価に手に入れられる。
また、昨年10月には「バイアグラODフィルム」という新型も発売された。

「効き目はバイアグラと同じですが、水なしで飲める薄いフィルム型が特徴。 財布や手帳などに挟んでおけるため服用していることに気づかれにくい。」(同院長)

これらは基本的に他の病気の薬と併用しても問題ないが、唯一、心血管障害に処方される薬はNGだ。

「不整脈の薬に含まれるアミオダロン、狭心症の薬に含まれるニトログリセリンと併用すると、血圧が下がる副作用が生じ危険です」(同院長)

ED治療薬は病院で処方を受けることが望ましい。 医療機関での診察は「問診」が基本で、下着を脱いで陰部を露出したり、ペニスに触診が行なわれることはほとんどないので過度に警戒する必要はない。

ED専門を謳うクリニックではスタッフが男性のみというケースが多く、周囲の目を気にするストレスが軽減されるよう配慮されている。 薬も院内処方が普通だ。 ただし、前立腺肥大や前立腺がんなど泌尿器系疾患がある場合は、泌尿器科を受診したほうがいいだろう。 医師を介在しない通販ではニセモノなどを掴まされるケースも問題化しているので、やはり病院処方が安心だ。

引用元:週刊ポスト2017年11月3日号