当職が尊敬する医師の1人、志賀貢先生が「週刊実話」の誌上に掲載しているコラム「死ぬまで現役 下半身のツボ」に非常に面白い記事を見つけた。

EDの原因は多岐にわたり、また複合的要因も多い。

一般的には「加齢」の一言で片付けてしまいがちなEDではあるが、若年性のEDも当然ある。
多くの場合、若年性のEDの原因として考えられるのは「心因性ED」という心持ちに関連する要因なのだが、中には不摂生な日常生活がたたって若年にも関わらず血管年齢が異常に老化している場合もあったりする。

そんなわけで原因を一つに絞り込めない疾患「ED」であるが、今回のコラムで志賀先生が定義しているのが「疲れによるED」。

それでは志賀先生の文を見ていこう。

週刊実話11/16号「目の疲れがあると、知らず知らずのうちにEDとなっている恐れがあります」
こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

目の疲れと勃起機能がなぜ関係あるのか。まず、目が疲れる理由はこうだ。
「現代人は長時間パソコンやスマートフォンを見ることが多い。人間は外部からの情報の約80%を視覚を通して取得しているとも言われ、とにかく目を酷使しているんです」

そして、目が疲れると何が起こるのか。
「慢性的な疲労感です。朝から体がだるい、1日中気分がスッキリしない。そうした疲労感が続くと、勃起機能にも弊害をもたらすのです」

心あたりのある方も多いのでは?
言い換えれば、「目の疲れ」=「慢性的な疲労感」を軽減できれば、勃起機能も回復しやすいのだ。
「目が疲れてショボショボするときは、血行不良に陥っている証拠。その場合、熱めのお湯で絞ったタオルを瞼の上にかぶせるように当てる。“温パック”と呼ばれる方法で、目の周りの血行をよくすることです」

一方、パソコンやスマホの見すぎで目が充血した時は、冷たいタオルを瞼の上にかぶせる“冷パック”がオススメだ。
むろん、職場でタオルを瞼の上に当てるなんて真似はできない方も多いだろう。
「目が疲れたと思ったら、軽く“目の体操”をしましょう。やり方は簡単。一度、目を思いっ切り閉じてパッと開いたあとに、目玉を上下左右にクルクル動かす。実はこれだけで、かなり目の疲れは取れるのです」

パソコンやスマホを見ている時、人間の目は1点に集中しがちだ。これが目の疲れにつながる。
「30分ほどパソコンを見つめ続ける作業が続いたら、一度休憩して、クルクル体操をするのがベストです」

引用元:週刊実話2017年11月16日号

慢性的な疲労がEDの原因になるというのはすでに知られている事実だが、そのサインを眼精疲にであると定義した例は過去にはない。

さすが滋賀先生と言わざるを得ない。

慢性的なEDを抱え、かつ眼精疲労の実感があるのであれば、温パックと冷パックそしてクルクル体操はぜひ覚えておくべきであろう。

 日々このように「目の疲れ」を気遣うことで、慢性的な疲労感も次第になくなっていくという。
「すでに日々、疲れを感じている方は、あえて運動をしましょう。体を使うことで、慢性的な疲労感は逆に解消されるという医学的なデータもあるのです」

もちろん、筋トレなどのハードな運動は逆に老化や疲労蓄積の要因にもなるので、無理は禁物だ。
「運動といっても、駅から会社までの道のりを、いつもより少し早歩きしてみる程度の“頑張り”で大丈夫です」

体力や筋力づくりが目的ではない。体を動かすことで、血行をよくするのだ。
「体に溜まった疲労物質を早く代謝させるには、何よりも血流の流れをよくすることなんです。だから、適度な運動をすることで、疲れが取れやすくなるのです」

すでにお気づきの方も多いと思うが、勃起のメカニズムも同じく“血行”がポイント。
勃起とはペニスの海綿体に血流が集まる現象のため、血行がよいほど勃起力も高まるのだ。
「すべて、つながっているんです。体に疲労感があれば、ペニスも元気がない。逆に、疲労感を軽減させればペニスも元気を取り戻す」

いつもお疲れのお父さん、そろそろ疲れを取りませんか?

引用元:週刊実話2017年11月16日号

昨今、福岡市内にも数多くのスポーツジムがオープンしている。
「いまさら体を鍛えるなんて少し気恥ずかしい」と思われる諸兄も多いことであろうが、鍛えるのではなく血行を良くすることを目的に、少しだけ長く歩く習慣を作ってみたり、早歩きのクセを身に着けてみる程度なら今日からでも出来るのではないだろうか?

いまシアリス20mgやレビトラ20mgを服用している患者さんの中にはひょっとしたら慢性的な眼精疲労=疲労感を常に感じている方もおられるかもしれない。
そういった患者さんには一度、血の巡りを良くする程度の運動習慣を実践してもらいたい。

ひょっとしたらシアリス10mgやレビトラ10mgでも満足のいく硬さになるかもしれない。